恵那市で新築の設計・施工をおこなうハヤカワホームの早川です！
平屋とは1階建ての住宅のことで、階段の上り下りが無いため、
家事がしやすく、高齢になっても住みやすいなどの理由で恵那市でも人気が高まっています。
さらに、２階建て以上の住宅と比べて耐震性が高く、強風による影響を受けにくいというメリットもあります。
本日は、平屋を建てる方に知っていただきたい「平屋の家づくりを成功させるポイント」についてお伝えします！
おしゃれな平屋にするポイント
外観をおしゃれにする
外壁は見える面積が大きく、一番目につきやすいため、色やデザインだけでなく、素材にもこだわって選ぶことが重要です。
窯業系サイディングは色やデザインが豊富で、あたたかみのある印象にしたい場合に多く採用されます。
反対に、シャープでスタイリッシュな印象にしたい場合は、金属系サイディングが多く採用されます。
屋根も外壁と同様に外観の印象に大きく関わります。
片流れ屋根は高さが高くなるため、横に長くなりがちな平屋を縦に大きく見せる効果があります。
一方が高くなるため、ロフトを設けて1.5階建てにするなど、屋根裏を有効活用できます。
切妻屋根・陸屋根は、高さが抑えられ、コンパクトな外観になります。
それぞれの屋根の特徴を理解し、素材や色にもこだわって選ぶようにしましょう。
屋根の形状だけでなく、軒の出についても考えて屋根を計画しましょう。
軒の出を大きくすれば重厚感のある印象になり、軒の出を小さくすればスマートな印象になります。
軒の出を大きくすると、雨や直射日光を防ぎ、外壁を汚れから守ったり、夏の室温の上昇を抑えたりできます。
さらに、周囲からの視線を遮る効果も得られます。
内観をおしゃれにする
天井を高くしたり、屋根の勾配に合わせた勾配天井(斜めの天井)にしたりすると、開放感のある空間になります。
天井の仕上げを変えたり、梁を“あらわし”にしたりするなどの工夫もできます。
ダウンフロアや小上がりを取り入れると立体感が出て、メリハリのある空間になります。
小上がりをつくるとデッドスペースを収納にできるため、限られたスペースを有効活用できます。
平屋の家づくりを成功させるポイント
平屋の家づくりを成功させるには、「プライバシーの確保」「採光」「採風」について考慮することが重要なポイントです。
プライバシーの確保
建物の形状をコの字型やロの字型にして中庭をつくるのが効果的です。
中庭は外からの視線を気にせず、お子さんの遊び場として、セカンドリビングとして、多目的に利用できます。
中庭を挟んでＬＤＫと、寝室などのプライベート空間を配置すれば、お互いに適度な距離を保ちつつ、家族の気配を感じながら生活できます。
採光
プライバシーの確保と同様に中庭をつくるのが効果的です。
中庭は外からの視線を気にしなくて良いので、大きな窓を設置でき、自然の光をたくさん取り込めます。
中庭を建物の中心に配置すれば、中庭に面して設置した窓から光が入り、家全体が明るくなります。
採風
窓を上下に配置するのが効果的です。
暖かい空気が上に行く性質を利用して、高いところに設置した窓から暖かい空気を逃がし、低いところに設置した窓から外の低温の空気を取り入れるので、自然と空気を入れ替えられます。
まとめ
本日は「平屋の家づくりを成功させるポイント」についてお伝えしました。
「絶対に平屋がいい」と初めから決めてしまうのではなく、まずは家族で家づくりに対する思いや要望を話し合い、何を優先したいのかを考えることから始めてみてください。
平屋のメリットは、階段の上り下りが無いこと、家族の気配を感じながら生活できることなどがあると思いますが、2階建てでも間取りの工夫で、高齢になっても住みやすく、家族の気配を感じながら生活できるようになります。
例えば、寝室を1階にすることで、高齢になっても1階のみで生活ができます。
リビングに吹き抜けを設けることで、２階にいる家族とコミュニケーションが取れます。
平屋は2階建ての住宅と比べて、2割ほど建築費用が高くなり、広い土地が必要になるので土地を購入する費用も高くなります。
家族全員が快適に暮らせる家をつくるために、予算も考慮して、家づくりを進めてください。
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恵那市で平屋をお考えの方はハヤカワホームまでお問い合わせください！