注文住宅の魅力は、なんといっても空間設計からデザイン、素材選びなど自分の希望がかなえられることです。
中でも分かりやすいものに素材選びがあり、大きな理由としてはカットサンプル等で実際に感触を確認できることがあります。
□2種類の無垢素材
素材選びで迷うものの1つに床材があり、特に無垢材に魅力を感じる人も多くいます。
無垢フロアーには2種類あり、製品化されているタイプと板材を加工してフロアーとして利用する場合があります。
概ね、加工した場合の方が厚みがあるケースが多く、例えば、厚み30mmや24mmも珍しくありません。
製品化されている場合にはそれほど厚みはなく、メリットは仕上げ面が綺麗で均一であること、本実加工といって、収縮にもある程度対応できるようになっていることがあります。
□無垢材の注意点
無垢材の選択では注意点を把握しておく必要があり、長く使用するにはよく理解しておくことがポイントです。
一般の人が気にする内容には、まず、キズがあります。
仮に堅い素材を選んだとしてもキズが付きやすく、コーティングをするにも無垢材が本来持つ調湿などのメリットを損なう可能性があります。
隙間も注意点の1つになります。
加工品であれば相応の対応はなされているものの合板フロアーのようにはいかず、季節によっては隙間がでます。
ただし、湿度が上がれば隙間はふさがり、元に戻ることになります。