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注文住宅で失敗の多いコンセント、目安の考え方は?

投稿日:2020年1月31日 更新日:

注文住宅を建築する際、多くの人はまず間取りを検討することから始めます。実際に住んだ時のことをイメージしながらあれこれと間取りを考えるのは楽しい作業ですが、その際、広さや動線、日当たりなどとともに、あらかじめきちんと計画しておくべきことがあります。それは、電気の配線です。現代の家庭生活は、さまざまな家電製品の助けなしには成り立たないと言っても過言ではないほど、電気の恩恵を受けています。快適な暮らしを実現するには、家電製品を使いやすいように各室にコンセントを設けることが大切です。

そこでまず問題となるのが、コンセントの数はどれくらいが適正なのかということです。少なすぎるとタコ足配線をしなければならなくなって不便ですし、かといって多すぎても意味はありません。日常的に使う家電製品の分を基準として、季節限定で使う製品やお客様が来た時に使う臨時の分などを見込んで多少余裕を持たせる、というぐらいがちょうどいい数となります。

電気工事に関する業界団体では、「内線規程」と呼ばれるマニュアルを発行しており、たとえば4畳半までなら100Vを2個、6畳までなら100Vを3個プラス200Vを1個といった具合に、部屋の広さに応じたコンセント数の目安を明示しています。詳しい内容はインターネットなどでも見ることができるので、この基準を目安として、後は自分たちの生活スタイルに合わせて調節すると良いでしょう。

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