その中でも特に配置に気をつけていただきたいのがトイレです。
使う頻度が多く、歳をとるほど必要性が増します。
トイレをバリアフリー化するときに構造を失敗し、使いづらくなってしまうことがあるため、気をつけましょう。
□配置場所に気をつける
高齢になると、トイレを使用する回数が増えます。特に、寝る前や睡眠中にトイレに行きたいとなったとき、夜間の移動は危険です。
なるべく寝室に近いところにトイレを設置しましょう。
□トイレのつくりを考慮する
将来的に車いすを入れる場合や、複数人の介護が必要になる可能性を考慮し、トイレは広く設けましょう。開け閉めのしやすさを考慮すると引き戸タイプのドアが良いでしょう。
トイレから洗面台に直行できる扉を用意しておくことで介護者にも便利なつくりになります。
手すりは便器の左右に配置し、L字型のデザインを選ぶことがおすすめです。
□暖房機の導入
トイレは、他の部屋に比べ冷えやすい場所です。特に冬場は温度差によって高齢の方の体調が急変してしまわないように、暖房機を導入しましょう。
壁面暖房機の導入をおすすめします。
□まとめ
トイレにバリアフリーを取り入れる場合、どんな構造にするべきかご紹介しました。長く住む予定の家の場合は、老後のことを考慮してみるとよいでしょう。
是非この記事を参考に、使いやすいトイレを実現してくださいね。