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今こそ必要!リフォームで実現する安心の耐震・防災対策とは?

投稿日:2024年11月18日 更新日:

こんにちは、中津川市のハヤカワホームです。

「今住んでいる家、地震や台風に耐えられるだろうか」と心配に思ったことはありませんか?
特に日本では地震が頻発しているため、住宅の耐震性や防災対策が重要視されています。

近年は気候変動の影響で、豪雨や台風のリスクも高まっているため、家を災害に強くするための「リフォーム耐震防災」についての関心が高まっています。

この記事では、耐震防災リフォームの必要性が高い住宅の特徴や、地震や台風、停電など災害に備える具体的な対策についてご紹介します。また、特に木造住宅の耐震基準についても触れながら、リフォームでできる安全対策を解説します。

この記事を読むことで、ご自宅の耐震性に不安がある方でも、リフォームでできる防災対策のポイントがわかります。大切な家族を守るために、災害に強い家づくりを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

耐震リフォームの必要性がある住宅の特徴

まず、耐震リフォームが必要な住宅には共通する特徴がいくつかあります。これらの住宅は、災害時に倒壊や損壊のリスクが高く、居住者の安全を守るために補強が求められます。

以下の特徴に当てはまる住宅では、早急なリフォームを検討することが推奨されます。

築年数が30年以上経過している住宅

築年数が30年以上経過している住宅は、耐震基準の見直しがされる前に建築されたものが多く、現行の基準を満たしていないことが多々あります。特に、1981年6月以前の「旧耐震基準」で建てられた住宅では、震度5以上の地震で倒壊のリスクが高いとされています。

たとえば、旧基準で建てられた住宅では、壁の強度が不足している場合があり、地震時の揺れに耐えられない可能性があります。
これに対し、新耐震基準(1981年6月以降)では、震度6〜7程度の地震にも耐えられる設計がされています。

そのため、古い建物の場合は、耐震診断を受け、必要に応じて補強リフォームを行うことが重要です。

木造の2階建て以上の住宅

木造住宅は軽量で柔軟性があり、地震の揺れに対してしなやかに対応できるというメリットがあります。しかし、2階建て以上の木造住宅では、上層部分の重さによって下層に負荷がかかり、地震時には揺れが増幅されることがあります。
特に柱や梁が少ない構造では、揺れに対する耐久性が低下し、倒壊のリスクが高まります。

耐震リフォームにより、柱や梁を追加して建物全体の構造を強化することで、揺れに対する安全性を高めることが可能です。

災害時、あなたの家にはリスクがある?

自宅がどの程度の災害リスクを抱えているかを把握することは、耐震リフォームや防災リフォームを検討する上で非常に重要です。

特に地震リスクが高い地域や、台風や水害の影響を受けやすいエリアにお住まいの方は、リスクに応じた対策を行うことで被害を大幅に軽減できます。

地震リスクの高い地域に住んでいる方の対策

日本は地震大国といわれ、各地で地震のリスクが高まっています。活断層があるエリアや、地盤が弱い地域では、建物の耐震性を強化することが不可欠です。

リフォームによって建物全体の耐震性を向上させ、制震装置を設置することで、地震の揺れに対する耐久性が高まります。

水害や土砂災害のリスクが高い地域

水害のリスクが高い地域では、排水性能の向上や防水対策が重要です。具体的には、床のかさ上げや排水ポンプの設置、壁や床材に防水性の高い素材を用いることが効果的です。

浸水被害を防ぐためには、家周りの排水路を整備することも必要です。また、土砂災害警戒区域に位置する住宅では、周辺の地盤状況に応じた土砂避けの設置や、補強リフォームが求められます。

「7つの災害・トラブル要素」

リフォームで対策すべき「7つの災害・トラブル要素」とは、地震・台風・大雨による水害・停電・土砂災害・火災・断水のことで、いずれも住宅の安全性に関わる重大な要素です。

それぞれの災害リスクを軽減するために、適切な対策を講じることが求められます。

地震対策

地震による揺れを抑えるため、建物自体の耐震性を向上させる耐震補強が基本です。壁や柱を補強し、耐震壁を設置することで揺れに強い構造を作り上げます。

また、制震ダンパーを使用することで、揺れを吸収し建物への負担を軽減する効果も期待できます。

台風・暴風対策

台風や暴風による被害を防ぐため、窓には強化ガラスやシャッターを取り付け、屋根材も防風仕様に変更することが推奨されます。

台風時には飛来物による窓ガラスの破損が危険となるため、シャッターや防風対策を施すことでリスクが大幅に減少します。

水害対策

水害対策としては、家の周囲に排水設備を設ける、基礎の高さをかさ上げする、防水性能の高い素材を使用するなどが有効です。水害リスクが高いエリアでは、床を水はけのよい仕様に変更することで、浸水リスクを軽減します。

地震・台風・停電など災害やライフラインのトラブルに備える「防災リフォーム」でするべきことは?

災害やライフラインのトラブルに備えた防災リフォームでは、耐震性の強化に加え、住まいの利便性や安全性を高めるための設備を整えることが重要です。

リフォームを通じて、災害に備えた住宅の機能性と安心感を向上させることができます。

耐震補強

耐震補強は、建物全体の耐震性能を高めるために行います。具体的には、耐震壁や耐震金物の使用、基礎補強などが効果的です。これらの補強により、地震時の建物の揺れを抑え、倒壊のリスクを軽減することができます。

防風対策

台風や暴風から建物を守るためには、窓に強化ガラスやシャッターを設置し、屋根材の補強も行うことが有効です。

台風時に飛来物から住宅を保護するためには、窓ガラスの強化やシャッターの設置が推奨され、風雨による損害を抑えられます。

停電に備えた自家発電設備の導入

停電時に備え、太陽光発電や蓄電池を設置することで、災害時でも電力の確保が可能です。自家発電設備があると、ライフラインが途絶えた際でも電気が使えるため、日常生活の安全が保たれます。

木造住宅の耐震基準とは?

木造住宅は、他の構造に比べて柔軟性があり、地震時の揺れに対応しやすい利点があります。

しかし、旧耐震基準(1981年以前)で建てられた木造住宅は、現行の基準を満たしていない場合が多く、耐震リフォームが推奨されます。

新耐震基準と旧耐震基準の違い

1981年以前の旧耐震基準では、地震時の揺れを建物全体が受け止める設計であったため、震度6以上の地震に耐えられないケースが多いです。これに対し、1981年以降の新耐震基準では、壁や柱の強化が義務付けられ、地震時に建物が損傷しないように設計されています。

旧耐震基準の住宅に住む方は、耐震補強による安全性の向上が推奨されます。

まとめ

「リフォーム 耐震防災」に関するポイントとして、災害リスクを軽減するためのリフォーム対策や、耐震補強が必要な住宅の特徴について詳しくご紹介しました。特に1981年以前の住宅に住む方は、耐震診断とリフォームによる補強を検討することで、災害に強い安心の住まいが実現できます。

中津川市・恵那市で新築一戸建て住宅・注文住宅を検討している方は、是非この記事を参考にしてください!

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