こんにちは、中津川市のハヤカワホームです。
注文住宅を検討中のみなさん、夢のマイホームを建てるための準備は進んでいますか?注文住宅は、土地探し、資金計画、設計、施工など、様々な工程を経て完成します。そして、これらの工程にかかる費用以外にも、必ず必要となるのが「諸費用」です。
諸費用とは、土地購入や住宅建築時に発生する、建物本体価格以外の費用のことです。一般的に、土地代と建物代を合わせた合計額の10~15%程度が目安と言われています。意外と高額な費用となるため、事前にしっかりと把握しておくことが重要です。
この記事では、注文住宅にかかる諸費用の内訳ご説明します。
また、各項目で諸費用を抑えるポイントも紹介しますので、注文住宅の建築を検討している方は、ぜひ参考にして、賢くマイホームを建ててください。
注文住宅にかかる諸費用の内訳
土地購入関連:税金
不動産取得税
土地の購入価格の4%がかかります。これは、土地を取得した際に地方自治体に納める税金です。課税標準額は、土地の購入価格に基づいて算定されます。
【計算方法】不動産取得税 = 土地の購入価格 × 4%
(例)土地の購入価格が1,000万円の場合、不動産取得税は40万円となります。(1,000万円 × 4% = 40万円)
固定資産税【課税標準額】
土地の評価額に基づいて、毎年6月と11月に課税されます。評価額は、3年に1度見直されます。
- 固定資産税の課税標準額は、「固定資産評価額」と「家屋評価額」の合計額になります
- 土地の固定資産評価額は、地積と評価単価によって算定されます。
- 地積は、土地の面積を平方メートル(㎡)で表したものです。
- 評価単価は、地域や地目によって定められています。
- 家屋の固定資産評価額は、建物の構造や床面積によって算定されます。
税率
固定資産税の税率は、1.4%です。
【計算方法】固定資産税 = (土地の固定資産評価額 + 家屋の固定資産評価額) × 1.4%
(例)土地の固定資産評価額が500万円、家屋の固定資産評価額が300万円の場合、固定資産税は11.2万円となります。(500万円 + 300万円) × 1.4% = 11.2万円
登記費用
土地の価格や所在する場所によって異なりますが、数万円~十数万円程度が目安です。
仲介手数料
不動産業者を通して土地を購入する場合に発生する手数料です。
仲介手数料は、土地の購入価格の3%+消費税が目安です。ただし、地域や不動産業者によって異なる場合があります。
【計算方法】仲介手数料 = 土地の購入価格 × (3% + 消費税)
(例)土地の購入価格が1,000万円の場合、仲介手数料は約33万円となります。(1,000万円 × (3% + 消費税) = 33万円)
建物の新築工事関連
請負契約時の印紙税
建築工事請負契約書に貼付する印紙代です。軽減税率を考慮すると1,000万円~5,000万円以下のものは1万円の印紙が必要になります。
登記費用
建物登記は、建物の所有権を自分の名義に変更する際に必要となる登記です。土地家屋調査士に依頼する必要があります。
必要書類
- 建物登記簿謄本
- 建築確認申請書
- 完了検査済証
費用
建物の構造や床面積によって異なりますが、数万円~十数万円程度が目安です。
表題登記
建物の物理的な形状を登記するものです。土地家屋調査士に依頼する必要があります。
必要書類
- 建物測量図
- 建築確認申請書
- 完了検査済証
費用
建物の構造や床面積によって異なりますが、数万円程度が目安です。
不動産取得税
新築建物の取得価格に基づいて課税される税金です。課税標準額は、新築建物の取得価格に基づいて算定されます。
税率
不動産取得税の税率は、3%です。
【計算方法】不動産取得税 = 新築建物の取得価格 × 3%
※軽減措置などがあるため実際には建てられる年度や家の性能などの確認が必要です。
地鎮祭、上棟式
地鎮祭は、建物を建てる前に土地の神様を祀り、工事を安全に行えるように祈願する儀式です。
地鎮祭には、神主、玉串、供物、白布、四隅の幣帛などが必要です。費用は、地域や神主によって異なりますが、数2~3万円程度が目安です。
(例)中津川市で地鎮祭を行う場合、費用は約3万円となります。
上棟式は、建物の骨組みが完成したことを祝う儀式です。最近の物件では餅投げなどは行わないことが多いため費用としては必要ないことがほとんどです。
注文住宅にかかる諸費用を抑えるポイント
1. 建築会社所有の土地は仲介手数料不要の場合も!
注文住宅を建てる場合、土地と建物を同時に契約する場合もあれば、土地を別途購入してから建築する場合もあります。
土地を別途購入する場合には、不動産業者を通して購入するケースが多いため、仲介手数料が発生します。しかし、建築会社が所有している土地の場合は、仲介手数料が不要になる場合があります。
2. 住宅ローンの金利は、団信や保証料込みで考える
住宅ローンを選ぶ際には、金利だけでなく、団体信用生命保険料(団信)や保証料などの諸費用も考慮する必要があります。金利が低いローンでも、団信や保証料が高額な場合、トータルで見ると返済額が高くなる可能性があります。
住宅ローンのご相談もハヤカワホームへお任せください。
3. 住宅の耐震性能によって地震保険の割引もある
地震保険は、地震によって建物が損壊した場合に保険金が支払われる制度です。地震保険料は、建物の耐震性能によって割引制度が設けられています。耐震性能の高い住宅は、地震保険料を安く抑えることができます。
まとめ
注文住宅の諸費用は、決して安くはありません。しかし、いくつかのポイントを意識することで、ある程度節約することができます。注文住宅を検討している方は、ぜひこの記事を参考に、諸費用の内訳や抑えるポイントを理解し、賢くマイホームを建ててください。
中津川市・恵那市で新築一戸建て住宅・注文住宅を検討している方は、是非この記事を参考にしてください!
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