こんにちは、今回は、住宅ローンの種類と選び方についてお話ししたいと思います。
住宅ローンとは、住宅購入や建築のために借りる長期の借入金のことです。住宅ローンは、金利や返済方法、借入期間などによってさまざまな種類があります。住宅ローンの種類によって、返済額や金利負担、リスクなどが変わってきますので、自分のライフプランや家計に合った住宅ローンを選ぶことが大切です。
では、住宅ローンの種類と選び方について、詳しく見ていきましょう。
金利タイプ
金利タイプとは、住宅ローンの金利の変動の仕方のことです。金利タイプには、「変動金利型」「固定金利型（全期間固定型）」「固定金利特約型（固定期間選択型）」の3種類があります。
変動金利型
変動金利型は、市場金利の動きに応じて金利が変動するタイプです。金利が低下すると返済額も減りますが、金利が上昇すると返済額も増えます。
金利の変動によるリスクを受け入れる代わりに、借入時の金利が低めに設定されることが多いです。金利の上昇に備えて、余裕のある返済計画を立てることが必要です。
固定金利型（全期間固定型）
固定金利型は、借入時の金利が返済中の全期間に適用されるタイプです。金利の変動に影響されませんので、返済額が一定になります。
金利の変動リスクを回避できる代わりに、借入時の金利が高めに設定されることが多いです。金利の低下によるメリットを享受できないことに注意が必要です。
固定金利特約型（固定期間選択型）
固定金利特約型は、当初5年や10年などの期間、金利が固定されるタイプです。固定期間終了後は、変動金利に切り替わります。
金利の変動リスクを一定期間抑えることができますが、固定期間終了後は金利が上昇する可能性があります。固定期間の選び方や切り替え時の対策が重要です。
金利タイプの選び方は、金利の見通しや返済期間、返済能力などによって異なります。金利の見通しは、日銀の金融政策や経済情勢などによって変わりますので、常に最新の情報をチェックすることが必要です。
返済期間は、住宅ローンの借入期間のことです。返済期間が長ければ、金利の変動による影響が大きくなります。返済能力は、自分の収入や支出、貯蓄などによって決まります。返済能力が高ければ、金利の変動に対応できますが、低ければ、金利の変動による負担が大きくなります。
金利タイプの選び方の一例
・金利が低下すると見込まれる場合や、返済期間が短い場合や、返済能力が高い場合は、変動金利型がおすすめです。
・金利が上昇すると見込まれる場合や、返済期間が長い場合や、返済能力が低い場合は、固定金利型がおすすめです。
・金利の変動が不確実な場合や、返済期間が中間的な場合や、返済能力が中間的な場合は、固定金利特約型がおすすめです。
返済方法
返済方法とは、住宅ローンの返済の仕方のことです。返済方法には、「元利均等返済」「元金均等返済」「元金繰り上げ返済」「ボーナス併用返済」などがあります。
元利均等返済
元利均等返済とは、毎月の返済額が一定になるように、元本と利息を分割して返済する方法です。返済額が一定になりますので、予算管理がしやすいです。
しかし、返済初期は利息の割合が高く、元本の減りが遅いです。そのため、金利負担が大きくなります。
元金均等返済
元金均等返済とは、毎月の元本の返済額が一定になるように、元本と利息を分割して返済する方法です。返済初期は返済額が高く、返済後期は返済額が低くなります。
返済初期に元本の減りが早いですので、金利負担が小さくなります。しかし、返済初期の負担が大きいですので、返済能力が高くないと難しいです。
元金繰り上げ返済
元金繰り上げ返済とは、毎月の返済額に加えて、元本を一括で返済する方法です。元本を繰り上げて返済することで、返済期間を短縮したり、金利負担を減らしたりすることができます。
しかし、元本を繰り上げて返済するには、余裕のある貯蓄が必要です。また、金融機関によっては、繰り上げ返済に制限や手数料がかかることがあります。
ボーナス併用返済
ボーナス併用返済とは、毎月の返済額に加えて、ボーナス時に追加で返済する方法です。
まとめ
これまでの解説は、あくまでも一般的な解説に成ります。住宅ローンを検討させるお客様は、個々で収入や家族構成、ライフスタイルも大きく違いますので、個別でしっかりと検討する必要が有ります。
今回書かせて頂いた、金利タイプと返済方法以外にも、団体信用生命保険のオプション設定や、保証会社の保証料率なども検討の際には重要な判断基準となります。そして、以外に地域によっての差も存在します。
ハヤカワホームでは、中津川市、恵那市を中心に営業活動を行っておりますので、中津川市、恵那市で住宅ローンを検討されている方は是非一度ご相談下さい。