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中津川市と恵那市にお住まいの方へ!新築のランニングコストについて解説します!

投稿日:2021年11月17日 更新日:

「ランニングコストには何が含まれるのかな」
「ランニングコストを抑える方法を知りたい」
中津川市や恵那市にお住まいの方で、このようにお考えの方も多くいらっしゃると思います。




そこで今回は、ランニングコストを抑える方法について詳しく解説します。
新築をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。




□ランニングコストとは何かをご紹介!




*固定資産税と都市計画税




家を建ててはじめて、固定資産税と都市計画税を支払うことになります。
場所や予算によっても異なりますが、両方を合わせた年間の支払の目安は10万円から20万円ほどです。




土地の値段と住宅の建築費がわかる場合は、実際に見積もりをしてみましよう。
見積もりをする流れをご紹介します。




ステップ1では、固定資産税評価額を見積もります。
固定資産税と都市計画税を算出する際に基となる固定資産税評価額は、一般的には不動産評価額の50から70パーセントです。




ステップ2では、固定資産税・都市計画税の税額を計算します。
固定資産税の税額は、固定資産税評価額に1.4パーセント掛けた値です。
都市計画税の評価額は固定資産税評価額に0.3パーセント掛けた値です。




ステップ3では、軽減措置が適用できるか検討することです。
税負担の軽減措置は、住宅用地と新築住宅に適用される場合があります。




住宅用地では、固定資産税においては200平方メートルまでの部分が6分の1に、200平方メートルを超える部分は3分の1に減額されます。
都市計画税においては、200平方メートルまでの部分が3分の1に、200平方メートルを超える部分は3分の2に減額されます。




新築住宅では、固定資産税においては建築後3年間、120平方メートル以内の住居部分が2分の1に減額されます。
ただし、耐火基準を満たしたマンションは5年間、認定長期優良住宅は5年間です。




ステップ4では、固定資産税と都市計画税の年額を算出します。
将来の家計支出の見積もりをする場合、建物の評価額は経過年数に応じて固定資産税・都市計画税の額も毎年変化することを覚えておきましょう。




*火災保険料・地震保険料




火災保険の保険料は、建物の構造や地域、返済契約の有無、契約期間によって異なりますが、一般的に、年間保険料は1万円から2万円です。
万一の災害等でローンの支払いが出来なくなることを防ぐために、住宅ローンを利用する場合は火災保険の加入が義務づけられる場合があります。




地震保険は、火災保険に付帯する保険です。
国によって保険料や補償内容は一律に定められています。




*定期的な住まいの維持費




一戸建ての場合、だいたい10から20年前後のサイクルで、台所や浴室・洗面所などの水回りや外壁をリフォームする必要があります。
1回あたりに必要な費用は規模にもよりますが、おおよそ100万円から150万円ほどです。
生活していれば家の老朽化は免れませんので、リフォームのための貯蓄もしておくと安心です。




□ランニングコストを抑える方法とは?




1つ目は、高気密・高断熱住宅です。
住宅の隙間をできるだけつくらない「高気密住宅」、できるだけ外の空気や温度を室内に伝えない「高断熱住宅」があります。
外の気温による影響を受けにくく、冷暖房機器を効率的に使えるため、光熱費のランニングコストを抑えられます。




高気密・高断熱住宅の実現が難しい方は、窓や玄関ドアなどの主要な住宅設備を、気密性や断熱性の高いものにするだけでも光熱費を抑えられます。




2つ目は、外壁です。
外壁の建材となるアスファルトや木には、断熱効果はあまりありません。
そのため、外壁の材質や断熱材などによって、断熱性能をつける必要があります。
断熱効果のある塗料を使用するという工夫もあります。




断熱性能の高い外壁であれば、生活するうえでかかる光熱費を抑える効果が期待できますので、外壁材を選ぶ際は断熱性能にも注意して検討してみましょう。




3つ目は、屋根です。
建物の中で最も日光を浴びる時間が長く、温度差も大きくなるのは、屋根ですよね。
そのため、屋根の断熱・遮熱性能は、光熱費に大きく関わるポイントです。
断熱性能の高い屋根材や、断熱材を野地板の裏に張る外断熱、断熱材を天井の上に張る内断熱などによって、できるだけ温度差を一定にするという工夫ができます。




4つ目は、間取りです。
家の間取り設計においても、光熱費のランニングコストを抑えられます。
複雑な形の家ほど外気温の影響を受け、冷暖房の効率が悪くなってしまいます。
当然ですが、部屋の数がより多くなれば設置するエアコンの台数も増え、結果的に光熱費も高くなってしまいますよね。




したがって、形状がシンプルで適正な大きさの総2階建ての家が、最も光熱費のランニングコストを抑えやすい家と言えるでしょう。




さらに、吹き抜けや天井の高さにも考慮が必要です。
冷たい空気は下に、温かい空気は上に溜まりやすい性質があります。
よって、天井を高くしすぎないこと、吹き抜けをできるだけ避けることを意識してみましょう。




せっかくご家族の理想どおりの家を建てても、光熱費のことを常に考えてしまうようでは快適な暮らしとは言えませんよね。
住み始めてからの後悔がないように間取りにも工夫してみましょう。




5つ目は、住宅設備です。
住宅設備の性能はどんどん向上し、節電や節水、省エネが当たり前になっていますよね。
住まいづくりで住宅設備、特にキッチンやトイレ、お風呂などを選ぶ際は、節電型・節水型のモデルを積極的に取り入れると良いでしょう。




また、照明をLEDにしたり、家電を新しいモデルにすることでも、光熱費を抑えられるでしょう。




設備を購入する際は多少の費用がかかるかもしれませんが、長期的にみると、節電や節水、省エネの設備の方がお得になります。
ランニングコスト削減のためにも、節電や節水、省エネの設備を検討してみると良いでしょう。




□まとめ




この記事では、新築をお考えの方に向けて、ランニングコストについてと、ランニングコストを抑える方法について詳しく解説しました。
今回ご紹介した方法でランニングコストを抑えてみてはいかがでしょうか。
新築をお考えの方でお悩みの方は、ご質問や疑問点等、お答えいたしますのでぜひ当社にご連絡ください。

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